先日、広島市佐伯区のO様のご依頼にお伺いさせて頂きました。
※投稿についてO様 了承済
O様の猫ちゃんは野良猫ちゃんでした。
まさしくシャム猫の毛並みでツヤツヤな子でした。
本当に野良猫?と思うくらい綺麗な子でした。
ご火葬中に色々お話をお聞きしました。
O様がよく行く散歩道で夜にある車を見ました。
停車したと思ったら二人組が出てきて、ものの数分で立ち去ったそうです。
その場所に行ってみるとキャリーケースが二つ捨ててあり、蓋があいており
中には8匹の成猫が捨てられていました。
どの子も可愛い顔した子だったそうです。
どうしたら良いか分からず、色々連絡しましたが相手にされなかったそうです。
O様はアパートの為、飼うことが出来ないので毎日2回はご飯をあげに出かけていた
そうです。
1番最初に近寄ってきて、ずっと慣れていたのが「シャム猫ちゃん」だったそうです。
他の子は顔をみせるけど、近寄って来なかったそうです。
それから3年の月日が立ち、今ご飯を食べにくるのは「シャム猫ちゃん」だけに
なっていました。
他の子はどうなったか分からないそうです。
そして先日、いつも横になっている場所で「シャム猫ちゃん」は亡くなっていました。
いつも癒してくれて、最期まで頑張った「シャム猫ちゃん」はO様がお骨になっても
面倒をみられるそうです。
※O様は情がわくと、つらいので最期まで名前をつけなかったそうです。
しかしそれが結果的に後悔になってしまったそうです。
人間の身勝手な行動で、この子達は不自由な暮らしにさせられてしまいました。
保護団体が増えて、幸せになっていく子が増えている中、まだまだ知らない所で
この様な状況があると知りました。
「シャム猫ちゃん」不自由な暮らしになってしまったけど、O様に出会えてよかったね。
これからもO様と仲良くね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。