先日、広島市のℍ様のご依頼にお伺いさせて頂きました。
※投稿についてℍ様 了承済
ちびまる子ちゃんは18歳と大往生で亡くなりました。
ちびまる子ちゃんとℍ様の出会いは18年前。
18年前にある道路でℍ様のお子様は交通事故で亡くなりました。
ℍ様は月命日を3年間かかさずお花を捧げていました。
お子様が亡くなり、気力が出ない状況でしたが、初七日を過ぎたある日、
事故現場に初めてお花を捧げに行かれた日、1匹の子猫がいました。
しかしℍ様はそういう精神でなかった為、見て見ぬふりをしました。
四十九日の日、お花を捧げに行くと、またその子猫が同じ場所にいました。
台風が近づいていた為、「一時避難させてあげる」と軽い気持ちで家に連れて帰る事にしました。
温かいミルクを飲ませてあげて、ご主人におつかいをお願いしてたキャットフードを
食べさせてあげました。
安心したのか、一時居間でまったりしていた子猫が動き出しました。
トイレ前に行き、二階の亡くなったお子様の部屋の前で寝そべりました。
偶然とは言え、亡くなったお子様の行動パターンだったそうです。
ご飯を食べた後、少し居間で横になり、トイレに行って自分の部屋に入る。
※横になった場所は、お子様がよくいた場所。
ℍ様もご主人も涙が止まらなかったそうです。
漫画のような話が、現実に起きている可能性があると思いました。
「絶対に生まれ変わりだ」「もう離さない」という気持ちでちびまる子ちゃんとの生活が始まりました。
※「ちびまる子ちゃん」はお子様の小さい時に親戚中で呼ばれていたあだ名
お子様の事を忘れる事は無いけど、毎日癒してくれたそうです。
事故現場のお花も「3年」の区切りで止めて、生まれ変わりのちびまる子ちゃんとの生活を満喫する事にしたそうです。
あっという間の「18年間」でしたが、希望となってくれた「ちびまる子ちゃん」でした。
この言葉に愛情が溢れていました。
ちびまる子ちゃん!
戻ってくれてありがとうね。
ℍ様ご夫婦の希望となり、支えとなり本当によく頑張りました。
感動で涙が止まりませんでした。
心からご冥福をお祈り申し上げます。