広島 ペット火葬 愛犬 サブローちゃん

先日、広島市のH様のご依頼にお伺いさせて頂きました。

※投稿について H様了承済

 

H様は先日まで広島市内で飲食店を営んでおられました。

 

物価の高騰とご高齢という事もあり、40数年間の幕をおろされました。

40数年間での出会いは沢山あり、その一つが「サブローちゃん」との事でした。

サブローちゃんは享年16歳ぐらいのワンちゃんです。

 

サブローちゃんとの出会いは10年前。

H様が40数年前にお店を建てた時の大工さん(仮:大田さん)がおられました。

大田さんはオープンしてからも、何十年も毎日晩御飯と晩酌に来てくれました。

お客様も沢山連れて来て頂き、わずか数か月で繁盛店になったそうです。

大田さんはどうも独身みたいで、可愛いワンちゃんと二人暮らしだったそうです。

毎日毎日ワンちゃんとのエピソードを聞いてたそうです。

 

ある日、突然大田さんが来なくなりました。

心配になったご主人は3日後に大田さんのご自宅にお伺いすると、大田さんは亡くなっていました。

H様は慌てて、警察と消防と仕事場に連絡を取りました。

大田さんの横で静かに大田さんが起きるのを待っているワンちゃんがいました。

 

数日後、大田さんのワンちゃんは引き取り手がない為、保健所へ問い合わせをしていると聞きました。

 

H様は慌てて、大田さんの大事なワンちゃんを引き取り、名前は聞いたことが無かったので、

大田さんの名前の「サブロー」と名付けました。

 

サブローちゃんは看板犬となり、なぜか大田さんの指定席(店の奥)が好きでした。

サブローちゃん目当てのお客様も増えて、H様も忙しい毎日を送っていました。

 

しかしコロナの影響や物価の高騰等により先日、惜しまれながら閉店しました。

その後、数日間はサブローちゃんと奥様と三人でよく散歩に行ってました。

 

しかしご飯を急にサブローちゃんは食べなくなり、翌朝病院へ行こうと話していた夜に虹の橋を渡ってしまいました。

 

サブローちゃんは元々野犬で、大田さんが保護して飼いだしたそうです。

サブローちゃんの人生は沢山の人の愛情に囲まれていました。

 

サブローちゃん、大田さんには会えた?

H様も心配してました。

これからもH様ご夫婦を見守って下さい。

 

心からご冥福をお祈り申し上げます。