先日、呉市のT様のご依頼にお伺いさせて頂きました。
※投稿についてT様 了承済
チョロちゃんとの出会いは、3年前。
買い物帰りのT様のご自宅前でチョロちゃんが車に引かれるのを目撃したそうです。
しかし車は一旦止まったものの、直ぐに立ち去ってしまいました。
T様は直ぐにチョロちゃんの所へ行くと、目や前足を負傷し、動けない状況で
しかも「首輪」をしていました。
※リードが無かったので、どこかのお家を脱走してきた子と思ったそうです。
しかし大事になってはいけないと、タオルでチョロちゃんをくるみ動物病院へ
連れて行ったそうです。
左目は失目、前足は二本とも複雑骨折。
大変なケガを追ってしまいました。
T様は飼い主が見つかるまで、アパートだけど一時的に飼う事にしました。
「迷い犬」のチラシを色々な所に掲示し、毎日の様にSNSで呼びかけましたが、
飼い主が現れなかったそうです。
そのままチョロちゃんと名づけて、飼い始めましたが、事故から
3年で亡くなってしまいました。
T様はチョロちゃんが元々の飼い主様に会えず亡くなった事を、悔し涙されて
いました。
「もしT様の家の前じゃない所で車に引かれていたら」
「もしT様の帰宅が10分早かったら」
「もしチョロちゃんがこのまま野良犬として、生きることになったら」
と考えるとチョロちゃんは不幸中の幸いでT様とめぐり逢ったと私は思います。
本当に最期は幸せなチョロちゃんだと思います。
車社会において、危害と食らうのは人間だけではないと再度痛感しました。
※我が家の愛猫ナナとの出会いも同じような状況でした。
チョロちゃん、ご冥福をお祈りいたします。