佐伯区ペット火葬 愛犬 しんちゃん

先日、広島市佐伯区のO様のご依頼にお伺いさせて頂きました。

※投稿についてO様 了承済

 

トイプードルのしんちゃん3歳。

熱中症で亡くなりました。

 

とにかくお散歩が大好きで、長い時間は難しいけど1日に何度もおねだりしてくる子でした。

 

O様は医療従事者で、その日は夜勤明けでした。

夜勤の時のお散歩は、日中の異常気温もあり、必ず帰宅後直ぐに(9時頃)行くようにしてました。

しかしその日は「申し送り伝達の長引き」「親からの電話」等あり、帰宅が11時になってしまいました。

 

この時間のお散歩は悩んでいましたが、しんちゃんの全身を使ってのアピールに負けてしまい、

支度をして12時頃にお散歩に出かけました。

道路にある気温計は「38℃」になっていたそうです。

 

最初ははしゃいでいたしんちゃんも、何回も水を飲み、立ち止まる間隔が短くなってきてたので、

いつもより早めに帰宅を始めました。

 

ご自宅まで数十メートルの所で、急にしんちゃんが寝転んでしまいました。

だだをこねていると思い、抱きかかえると「体がすごく熱くなり」「鼓動が早くなり」「ずっとベロを出したまま」になっていました。

 

急いでお水を少し飲まし、ダッシュでご自宅へ帰りました。

 

あらかじめエアコンはつけたままお散歩にいっていた為、お部屋は涼しかったそうです。

 

しんちゃんは少しお水を飲み、ベロを引っ込めてくれて、鼓動も少し安定してきてO様は少し安心しました。

しかしまだ体は熱いので、動物病院へ電話しました。

しかしその日は休日の所が多く、何軒もかけてやっと行ける所を見つけましたが4時間後の予約。

 

それまでの間、応急処置として体を冷やして寝かせていました。

しんちゃんも少し落ち着きO様も安心していました。

 

そろそろ動物病院へ行く準備と思い、まずは車にエンジンをかけて車内を冷やしに行きました。

そして、しんちゃんのお出かけバッグを用意していると

 

急にしんちゃんが痙攣をおこし始めてしまい、数分後に呼吸がなくなり、心臓が止まってしまいました。

 

O様は暑い中、ご火葬中もずっとしんちゃんのそばにおられました。

本当に悔いの残る1日とずっと言っておられました。

 

ご火葬が終わり、見てみると綺麗にお顔が残り「笑顔」に見えました。

O様も笑っていると言われました。

 

しんちゃんはO様に怒っていない。むしろ3年間の感謝を伝えていると思いました。

 

しんちゃん!無事に虹の橋を渡ってくれたんやね。

感謝の気持ちはO様に伝わっているよ。

 

心からご冥福をお祈り申し上げます。