先日、広島市k様のご依頼にお伺いさせて頂きました。
※投稿についてk様 了承済
ポポちゃんとk様(お父様)との出会いは、k様ご自宅前の側溝に挟まって泣いていた所を救助された所からです。
ポポちゃんはグレー色の綺麗な女の子でした。
当初は外でご飯をあげたり、して外猫としてお世話していました。
※お父様は猫ちゃんが苦手でした。
しかし8年の月日が流れた頃、ポポちゃんが庭先で動かなくなっていました。
直ぐに娘さんが動物病院へ連れていった所、「心臓発作」で持病ではないかと診断されました。
年齢も13~14歳。
それを聞いたお父様は家猫として飼う事にしました。
しかしお父様はいっさいポポちゃんに近づかない為か、ポポちゃんも全くお父様だけのは寄り付きませんでした。
お父様は私より1周りぐらい上の方で、「THE昭和」な方でした。
※ご火葬中も「男とは」というお話をずっとされていました。
家猫として、生活を共にするようになって2年で「虹の橋」を渡ってしまいました。
お父様はご火葬始まりはずっと離れた所に座って見守っていました。
ご火葬が終わり、お骨上げをして頂く所でやっとお父様は近づいて頂けました。
「THE昭和」のお父様は涙ぐんでおられました。
そして、子供の様に声をあげて泣かれていました。
ずっと遠くでポポちゃんを見守ってこられたお父様の感情。
私もすごく共感し、不謹慎ながらも私も涙が止まりませんでした。
ポポちゃん、人生の半分以上はk様によって幸せだったね。
ポポちゃんお母様から聞いたよ、「虹の橋」を渡る前に初めてお父様に近づき、初めてお父様に
撫でられたって。
そしてお父様の膝の上で息を引き取ったって。
ポポちゃんは近づかなかったけど、ずって感謝していたんだね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。